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STAP細胞に見るネット社会の恐ろしさ  論文審査のクラウド化    

ネットはSTAP細胞を最初から評価した。同時に少々僻みみたいなサイトも多かった。ネットが今回のSTAP細胞の論文の稚拙さを発見した。ネットがかなり騒いだ。煽って,落として。今回の騒動の発端はネットである。そしてネットで次々疑問点がアップされて,今回の3月14日の中間報告にいたった。論文をジャッジするのは専門家ではなく,市民になったと言っても良い。クラウド化が進んだと言ってよい。今回の失敗は,派手な記者会見だったというしかない。あまりにも世間受けする発表だっただけに,僻み,妬みが集中したのも頷ける。私も怪しい,怪しいと周囲にこぼしていた。まず培養方法がまったくわからなかったからとか,少々ピントはずれなことを言っていたが,最終的には論文撤回の意
向に至った。妬まれたらこのような仕打ちにあうのである。Natureは,論文を公開した。公開してしまったと言ってよい。通常の考えでは,Natureの編集部が恥をかくのだが,この場合はちょっと違う。あくまであのマガジンは多くの研究者のジャッジを経たものがのるものである。このように普通の週刊誌とはちょっと性格が違う。Natureの公開でますますネット住民が動きやすくなった。あらゆる専門家がここぞとばかり動き「葬った」と言ってよい。本来,最新の論文のほとんどは再現不可なのに,あんな派手な記者会見したばっかりに,・・・。研究テーマが分かりやすかった。