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STAP細胞   気付かないコツがある 

皮肉だが細胞は丁寧に扱おうということが今回の失敗で分かった。つまり弱酸性につけず,適度なpHを保つこと。細い管など通さない。毒素も混ぜないこと。生化学者としての常識だ。
加えて,「あったらいいなSTAP細胞」である。   
 
研究するということは,積み重ねなのである。
すごい人たちのすごい研究が積み重なっているのである。再現性がなくても研究としては成立する。
よくいわれる話だが,
ある酵素にある刺激を与えると活性化したという論文をAさんが書いた。
この論文のプロトコル(手法)通りにBさんが再現実験したら何度やっても再現できない。
このAさんの論文はウソ論文になりかけた。
しかし,Aさんは昼間実験をするタイプにひと。一方Bさんは夜だ。この酵素の活性する時間帯が昼だったということをAさんが気付かなかっただけなのだ。
このことを科学界では「手が違う」と言うときがある。この人ならできるというということである。Aさんがまさか「昼」という条件が必要と気づくはずもあるまい。
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いかにも科学は単純な面と深い面がある。小保方氏が言っていた「コツやレシピ」と言うのは文章に書けないものがあるということである。擁護するつもりはない。今は中立の視点で見ている。